あらすじ
廃墟と化したオペラハウスで破産寸前の小さな歌劇団の新人女優シュー・イン(パク・チユン)は、興業成績をあげるため、支配人から屈辱的なシ-ンを演じることを強要されていた。そんなある日、10年前に起きたオペラハウスの火事を目撃した資産家の跡継ぎ、ウェイ・チン(ヴァネス・ウー)が観客としてやってくる。ウェイはシューがかつての幼馴染であることに気づき、次第に彼女に惹かれていくのだが、一方のチンは自身の控えめな性格と二人の育った境遇のあまりの違いに、ウェイの愛情には無関心であった。
劇団の支配人は、興業成績をさらに改善するため、かつてのスタ-歌手トゥを雇い、事態は目に見えて好転する。しかし、傲慢なトゥはいつもツイをいじめ、シュ-の舞台での役柄はせばまり、辛い時期を送ることに・・・。そんなシュ-を支えたのがウェイだった。彼の励ましに心動かされ、次第に愛情が芽生える2人。しかし、不幸にもウェイの父親によって妨害され、離ればなれになってしまう。
ウェイの不在、トゥの差別、絶望しあきらめかけるシューの前に、恐ろしい仮面をかぶった音楽の天才スピリットが現れた。彼はシューと音楽的才能と技を教える代わりに芸術に捧げ、恋をしないという取引をかわす・・・。






