あらすじ
4年前、ヤクザ組織“行天盟”(シンティエンモン)の当時のトップ、タン・グォドンと、刑事リー・リーチェンが撃たれて死亡する事件が起きた。リーチェンがヤクザと結託していたため起こった事件と見られたが、犯人は捕まっておらず、未解決事件となっている。新北市政府警察局の刑事モン・シャオフェイは、慕っていたリーチェンに掛けられたあらぬ疑いを晴らし、犯人を捕まえようと、一人捜査を続けていた。現在の行天盟のトップ、タン・イーは、この現場にいた唯一の生き残りだった。彼の供述に矛盾はない。ただ、犯人は見ていないという証言だけは、直感で嘘だと疑い、4年もの間彼の動向を追いかけていた。一方、タン・イーも行天盟トップ殺しの真犯人を捜すため、ある人物を追い続けていた。シャオフェイとタン・イーは同じ事件を追い、時間を共に過ごすうち、いつの間にか敵同士からお互いの一番の理解者となっていき…