「海上牧雲記」のあらすじ

天下の九つの州を統べる牧雲氏の端王朝。巨大な軍力を擁する穆如家は、牧雲一族に絶対的な忠誠を誓い、彼らを守護してきた。明帝・牧雲勤の時代になり、星読み(占星術師)によって三つの予言が示された。一つ、第六皇子の牧雲笙は帝王の剣を握った時、天下に乱を起こして民を苦しめる。一つ、穆如家の三男である穆如寒江は、いずれ牧雲氏から帝位を奪う。一つ、瀚州に生まれた碩風和葉は鉄王剣を抜き、やがて九州を統一する。牧雲笙は父によって宮中に軟禁され、穆如寒江も父によって街角に捨てられ、碩風和葉は穆如軍によって一族を滅ぼされた。精霊を母に持つ牧雲笙には、特殊な能力があった。ある時、父を助けるために力を使ったが、逆に父に深手を負わせてしまう。以来、牧雲勤は病床に伏せ、朝廷の実権を皇后の南枯一族が握るようになる。皇后の子である牧雲合戈を帝位に就かせるため、伝国玉璽を偽造し、牧雲勤の暗殺を企てていた。
一方、牧雲勤の長兄・牧雲欒とその子息である牧雲徳は、九州各勢力と密謀して勢力を強め、朝廷転覆と皇位簒奪を狙っていた…。

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各話あらすじ

第51話 「謀議」牧雲笙の命を狙う暗殺者の襲撃は、日に日に激しさを増していた。ある日、牧雲笙は暗殺者が放った針を受け、秘術の源である精神力を封じられてしまう。朦朧(もうろう)とする牧雲笙を虞心忌がただ1人、命がけで守っていた。一方、皇帝に銀容排斥の真意と数々の汚職を知られてしまった廷臣たちは、九州客桟で密談の席をもち、皇帝弑逆(しいぎゃく)の意を固める。それを知った牧雲徳も動きだし、河洛に捕らわれていた穆如寒江の前に思わぬ人物が姿を現す。
第52話 「3つ刃の剣」龍錦煥(りゅう・きんかん)に捕らえられた穆如寒江は、蘇語凝の命を助ける代わりに命令を聞くよう姫昀璁に強要される。陰で牧雲徳が策略を巡らし、3つの目的を果たすための、3つ刃の剣として寒江を利用しようとしていたのだ。牧雲徳の策略を知った牧雲欒は、さらにわが子への警戒を強め、その狙いを探ろうとする。天下の主になりたいかと問う父に、牧雲徳は、自分の目指す天下と父の目指す天下は違うと答えて煙に巻くのだった……。
第53話 「和平の使者」牧雲勤は瀚州との和平交渉を決断し、その命懸けの交渉役にふさわしい皇子は誰かと薛或に尋ねる。蟄居を命じられていた牧雲合戈の名が挙がり、勅命が出された。それを聞いて取り乱した南枯明儀(なんこ・めいぎ)は、すぐに銀容に似せて髪を結い、助命嘆願のため皇帝のもとへ。だが、これまで優しかった牧雲勤は態度を一変させていた。銀容は死んだと言い放ち、憎しみと報復について語り、南枯明儀は自分にとって憎む価値もない人間だと呟いた。
第54話 「母への叩頭」九州客桟の牢に囚われていた穆如寒江は、主人の秦玉豊(しん・ぎょくほう)から母親の牧雲嫣(ぼくうん・えん)が亡くなったと聞かされ愕然とする。墓前で謝罪したいと願う寒江に同情した秦玉豊は、すぐに戻ることを約束させて錠を開けた。大将軍府にたどり着いた寒江を迎えたのは次兄の穆如寒川(ぼくじょ・かんせん)だ。母を死なせた弟に憎しみと怒りをつのらせていた寒川は、容赦なく寒江を痛めつける。一方、合戈が釈放されたと聞いた南枯月漓は、期待に胸を躍らせていたが……。
第55話 「女たちの決断」寒江の負傷により皇帝暗殺計画は頓挫。牧雲欒が次の一手として選んだのは皇后だった。牧雲欒は南枯明儀に想いを告げ、牧雲勤を殺すようけしかけるが、南枯明儀は首を縦に振らない。その夜、南枯月漓が牧雲欒を訪ね、合戈に会わせてほしいと懇願する。月漓に皇后の面影を見た牧雲欒は、見返りとして身を捧げるよう促し、月漓もそれを受け入れる。一方、瀚州の穆如軍では、牧雲厳霜をおとりに碩風和葉をおびき出そうとする計画が…。
第56話 「九州客桟の闇」姫昀璁のもとを去ろうとした蘇語凝は牧雲徳に呼び止められた。そして、自分を救ったことが原因で寒江が母親を失ったこと、そのせいで兄に痛めつけられ重傷を負ったことを聞く。寒江の大きな苦悩を思い、涙を流しながら心を決めた蘇語凝は、牧雲徳に案内されて牢へと向かう。そこには、意識のないまま鎖につながれた寒江が。蘇語凝はその隣に座り、ずっと言えずに心に秘めてきた寒江へ想いを、静かに語り始めるのだった。
第57話 「愛ゆえの決意」牧雲厳霜を救い出した碩風和葉が水を探しに行った隙に、厳霜は自ら命を断とうと胸に刀を突き立てる。かつて金珠海を失った悲しみから、二度と大事な人を死なせないと誓った和葉は、厳霜を救うため本営に連れ帰ることを決意。その頃、穆如との決戦に及び腰な赫蘭鉄轅への不満を募らせた速沁紫炎は、五部族連盟からの脱退を宣言。碩風に部族を皆殺しにされ、復讐を誓った日の憎しみの炎はいまだに消えていなかったのだ。
第58話 「悲しい嘘」自分の部族を引き連れて五部族連盟を脱退しようとした速沁紫炎を、赫蘭鉄轅はその場で殺そうとするが、碩風和葉の説得によって思いとどまる。帝都では穆如寒江が蘇語凝に「共に生きよう」と伝えるが、冷たく拒絶された。蘇語凝は自分の想いを押し殺してでも、寒江を穆如家に帰したいと考えていた。そして、1人で皇宮へ戻って皇帝に謁見を求める。一方、南枯月漓は、官妓だったという消せない過去に苦しんだ末…。
第59話 「大将軍の覚悟」牧雲厳霜に施された秘術により、赫蘭の本営の所在が穆如鉄騎に知るところとなった。絶望した碩風和葉は、厳霜に“来世の約束”など忘れたと言い放つ。兵糧が尽きつつある穆如鉄騎の軍営では、穆如槊がわずかな手勢を率いて赫蘭の本営に攻め込むことを決意。出撃前夜、兵権の証しである辟天剣辟天剣(へきてんけん)を牧雲寒に託し、「失敗した時は皇帝に返してほしい」と伝える。その頃、皇宮では皇帝と牧雲笙が穏やかな父子の時間を過ごしていたが…。
第60話 「未練と執念」南枯月漓に皇后の面影を重ねる牧雲欒は、世話をしてやると、再度月漓に申し出る。月漓はそれを断りながら、自分がずっと世話になっていたと口裏を合わせるよう牧雲欒に要求する。その不屈の執念に感服した牧雲欒は協力を約束、月漓と共に牧雲合戈がいる宴席会場へ。宴の準備が整えられた部屋にぽつんと1人だけで座っている合戈は、月漓の顔の傷が、自分に操を立てるために付けられたものだと聞き動揺する。その時、薛或らの声が…。

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