「海上牧雲記」のあらすじ

天下の九つの州を統べる牧雲氏の端王朝。巨大な軍力を擁する穆如家は、牧雲一族に絶対的な忠誠を誓い、彼らを守護してきた。明帝・牧雲勤の時代になり、星読み(占星術師)によって三つの予言が示された。一つ、第六皇子の牧雲笙は帝王の剣を握った時、天下に乱を起こして民を苦しめる。一つ、穆如家の三男である穆如寒江は、いずれ牧雲氏から帝位を奪う。一つ、瀚州に生まれた碩風和葉は鉄王剣を抜き、やがて九州を統一する。牧雲笙は父によって宮中に軟禁され、穆如寒江も父によって街角に捨てられ、碩風和葉は穆如軍によって一族を滅ぼされた。精霊を母に持つ牧雲笙には、特殊な能力があった。ある時、父を助けるために力を使ったが、逆に父に深手を負わせてしまう。以来、牧雲勤は病床に伏せ、朝廷の実権を皇后の南枯一族が握るようになる。皇后の子である牧雲合戈を帝位に就かせるため、伝国玉璽を偽造し、牧雲勤の暗殺を企てていた。
一方、牧雲勤の長兄・牧雲欒とその子息である牧雲徳は、九州各勢力と密謀して勢力を強め、朝廷転覆と皇位簒奪を狙っていた…。

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各話あらすじ

第61話 「羽族(うぞく)の王」九州客桟の牢を出された寒江は、かつて山賊から救った高無音(こう・むいん)と再会する。成長した高は路然軽(ろぜん・けい)と名を改め、羽族の新たな王になっていた。路然は自らをはじめ各族が人族の天下を奪おうとしていると告げ、近く天啓が戦場になると予言する。一方、瀚州の穆如寒山はわずかな手勢で赫蘭の本営を急襲。手も足も出なかった赫蘭鉄轅は、妹の鉄朶さえいればと和葉をなじる。その頃、船を求めて旅をする鉄朶は、龍格(りゅうかく)部族の狩人と出会い……
第62話 「勅使出立」龍格の奴隷狩人に捕らわれていた鉄朶は、牢から解放されて索達猛(さくたつ・もう)の客分となる。その頃、東大陸では、瀚州への勅使として牧雲合戈が殤陽関を出発。息子を案じる皇后は、自分を皇宮から追放し瀚州へ送ってほしいと皇帝に直訴するが、逆に天牢に入れられてしまう。同じ頃、瀚州で戦いに身を投じようと殤陽関へやってきた寒江は、牧雲陸と再会。牧雲陸のもとへ行くと言って寒江に別れを告げた語凝が、来ていないことを知らされる。
第63話 「血煙の女戦士」朝廷との秘密の交渉を赫蘭につかまれていると知った索達猛。朝廷が交渉に送り出した使者は死すべき謀反人の皇子であり、朝廷への脅しの切り札としていた「赫蘭への呼応」も、穆如鉄騎が5部族連盟の本営へ進撃することで無に帰した。八方ふさがりの窮地に陥った索達猛は、起死回生を図るべく鉄朶を朝廷に差し出そうとする。龍格、苦速(くそく)の戦士たちに囲まれた鉄朶は、血路を拓こうと、たった1人で鬼神のごとく斧を振るう。
第64話 「鮫族の海の歌」穆如軍と赫蘭軍の決戦の時が近づき、両軍の緊張は高まる。穆如寒山は父親に思いをぶつけ、赫蘭鉄轅は碩風和葉に胸のうちをぶつけ、それぞれに心の整理をつけていた。姫昀璁のもとを離れた龍錦煥は1人、牧雲笙を訪ねて鮫族(こうぞく)に昔から伝わる古い海の歌の話を聞かせ、盼兮を再生できるかもしれないと告げる。不思議な歌詞を聞いているうちに、牧雲笙は信じる気持ちになった。盼兮を捜し出す代わりに、龍錦煥が出した条件は……。
第65話 「黒い森の“あの人”」和術紅玲(わじゅつ・こうれい)は碩風蘇赫と別れ、穆如鉄騎で軍馬の世話をしている父親の和術卓卓(わじゅつ・たくたく)と再会を果たした。そして、蘇赫のために赫蘭軍を勝たせようと、父親に軍馬、凌風(りょうふう)(りょうふう)を逃がしてほしいと頼む。卓卓は願いを聞き入れるが、その直後に穆如兵の弓に射られてしまった。目の前で見た父親の死を受け入れられず、蘇赫に卓卓を黒い森に連れていきたいと話す。絶大な力を持つ秘術師である“あの方”が、父親を生き返らせられると言うが……。
第66話 「剣の名は辻目」軍馬を失った穆如鉄騎は、絶体絶命の窮地に陥っていた。それでも栄光のために戦おうとする穆如寒山に対し、穆如槊は勝てない戦はしないと告げる。赫蘭軍に勝つことより、帝都に戻って孤立無援の皇帝を助けることを選んだのだ。寒山は穆如家のために、命を捨てる覚悟を決めた。一方、親王軍に太子の斬首か退位かを迫られた牧雲勤は、天子の剣である辻目を抜き、ある苦しい決断を下す。そして、近侍に牧雲笙を呼ぶよう命じ……。
第67話 「決戦の時」穆如と赫蘭の戦いは一触即発の局面を迎えていた。赫蘭鉄轅は穆如の攻撃を封じる切り札として、人質にした牧雲厳霜を前線に連れ出し、穆如寒山を挑発する。公主を傷つけるわけにいかない寒山は、攻撃をためらい、弓を引くことができない。そこへ碩風和葉が現れ、「瀚州の男の名に恥じぬ戦いを」と訴える。奮い立った男たちが、一斉に穆如に襲いかかる。瀚州の命運を賭けた最後の決戦が、今まさに始まろうとしていた。
第68話 「皇帝の死」蘇語凝に頼まれたと言って、苓鶴清が穆如寒江の前に現れた。不審に思いつつも語凝の安否が気になる寒江は、促されるまま苓鶴清についていくことに。その頃、皇宮では牧雲笙が牧雲勤を訪ねようと寝殿へ向かっていた。ところが、門前の見張りの兵士たちが血を流して倒れている。慌てて部屋に飛び込んだ牧雲笙の前には、すでに事切れた父の姿が。呆然とする牧雲笙の前に横たわるのは、血に染まった剣を手にした穆如寒江だった。
第69話 「真犯人」皇帝殺害の罪で囚われの身となった穆如寒江。だが、固く口を閉ざしたまま何も語ろうとしない。寒江の無実を信じる牧雲笙は、真相を知るため、秘術を使って当時の情景を見ることにした。すると、その日、牧雲勤のもとを訪れていたのは、南枯明儀の乳母・阿善だった。南枯明儀を釈放し、無事に戻った牧雲合戈との面会を許してほしいと懇願する阿善を、牧雲勤は冷たくあしらう。その時、牧雲勤の胸に剣を突き立てた人物は…。
第70話 「遅すぎた帰還」瀚州で赫蘭鉄轅に敗北した穆如寒山は囚われの身に。この勝利を朝廷に知らしめるべく、鉄轅は天啓へ派遣する伝令として碩風和葉を指名する。鉄轅が自分を危地に送り込もうとしているのを承知で、和葉はその任を引き受ける。愛する和葉を行かせたくない赫蘭鉄朶は、和葉がこれに乗じて牧雲厳霜を中州へ送り届けるつもりだと知り、厳霜を殺そうとする。その頃、殤陽関の手前で帰還する穆如槊を牧雲陸が出迎えていた…。

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